2009年10月27日火曜日

廃人状態。

つーちゃんリア充だなぁ…。
僕は色紙書いてからずっと廃人同然だということは前回書きましたが、
先週金曜日の打ち合わせでさらにショックな事実を突きつけられて、輪をかけて廃人状態になってました。

先週木曜日までに新しいXboxエリート(120HDD搭載)を購入。
古いXboxからのゲーマータグの移行でトラブって、3時間ぐらいをムダにしました。
orz
ゲーマータグの移行は諦めて、新しいアカウントとゲーマータグを作成。
すでにクリアしたゲームを一からやり直すのはいやなので、とりあえず予約してある「ベヨネッタ」とかが来るまで、ゲームの体験版をダウンロードして遊ぶことにしました。

で、翌日の打ち合わせでさらに廃人状態に。orz

翌日はなにもやる気起きない状態でしたが、ゲームの体験版で興味を引いてアマゾンでいくつか注文したうち、「シュタインズ・ゲート」というゲームが早くも届いたのでこれをやることにしました。

※ネタバレなし※
Xbox Liveで無料ダウンロードできる体験版が長くて、さわりとオープニングムービーで終わりだろと思ったら一章まるまる入っていました。(約3時間ぐらい。)
この体験版が気に入ったので買いました。

2Dの絵にテキストが表示されて読んでいくタイプのアドベンチャーゲームで、ジャンルとしては一応ギャルゲーになるのかな!?
でもストーリー上はギャルのハートをゲットするのが目的の恋愛ゲームではなく、タイムマシンがテーマのSFです。

秋葉原の大学に通う科学オタクの主人公が、友人と作った電話レンジというへんてこマシンに、携帯メールを「過去に送る」機能があることを偶然発見。
悪のりして科学的好奇心から実験を繰り返す主人公。過去に送るメール「Dメール」によって少しずつ因果が書きかえられていく。
最初それは無害なものに見えたが、電話レンジのグレードアップ版、人間の記憶だけを過去の自分に送る「タイムリープマシン」の完成の日、最悪の事態が訪れる。
主人公は最悪の事態を回避するため、タイムリープマシンによって何度も過去に戻り、「Dメール」によって改変された因果を元に戻すために孤軍奮闘する。…
以上が大まかなストーリーの流れ。

結論から言うと、すげえ泣かされました。(´゚ω゚`)
僕はこの手のジャンルのゲームはあまりやったことがないので比較できませんが、完成度は高いんじゃないかな…。
シナリオもすごい構成が凝っていて、6つあるエンディングもそれぞれが納得がいく。
「未来人ジョン・タイター」とかのオカルトネタとか、さまざまな物理学理論とか、アキバ系のオタクネタとか、2ちゃん用語とか、いろいろと怪しげな用語が出てきますが、ボタンひとつで呼び出せる用語辞典で解説が読めるので便利です。
声優さんの芸もすごいですね。僕は声優のことは詳しくないですが。

タイムマシンものって泣ける話が書きやすいジャンルなんだけど、この「シュタインズ・ゲート」で面白いのはタイムマシンの機能の制限。
Dメールはデータ上の制限で全角32文字しか送れず、メール付きの携帯電話が存在する時代までしか送れない。さらにそのメールを受け取った人間がどう行動するか予測がつかない部分がある。
タイムリープは一度に2日前にしか戻れない。など。
さらにアトラクタフィールド理論という時空モデルにより、タイムリープして少し物事を変えても、大きな結果は「因果の収束」によって同じ結果になってしまう。
一見万能とも思えるタイムマシンにこうしたさまざまな制限が付け加えられ、それがうまくシナリオと連動することにより、主人公の選択肢に制限が生まれ、それが葛藤を生むドラマを可能にしています。

Xbox360持っている人は一度体験版をやってみてはいかがでしょうか。