2018年3月31日土曜日

ぶっちゃー通信#号外2 訃報

※これはエイプリルフールのネタではありません。※

悲しいお知らせがあります。
ユキトプロのアイドル、ぶっちゃーは3月29日、
急性パグ脳炎のため天国に旅立ちました。
享年9ヶ月。

経緯は以下の通り。

26日のぶっちゃーの晩ごはんの後、以前からあった震えがひどくなり、過呼吸と悲鳴のような泣き声を上げた。
中腰にして苦しそうにしている。
あまりにも様子がおかしいので心配になり、翌日を待って病院に連れて行くことにする。
おり悪くペットショップ付属のかかりつけの病院は2日連続の連休に入ってしまっているため、別の動物病院に連れて行くことにする。

27日、動物病院での血液検査、レントゲンなどでの骨格の検査では異常は見つからず。避妊手術もきれいに治癒しているとのこと。
脳の疾患が疑われるため、埼玉県にある大きな動物病院を紹介され、そこでMRI検査を受けることになる。
夕方、急性パグ脳炎と判明。
自発呼吸ができなくなり、人工呼吸器をつけた危篤状態となる。
この方面の専門の医師に説明を受け、すでに脳死に近い状態で、治療を施しても助かる確率は10%以下だと告げられる。
免疫抑制剤を48時間投与する治療を施してもらうことにする。

28日、僕と妻は病院近くのホテルに宿泊して待機、もちろんマンガの仕事どころではない。
つくばの家にはたまみがいるため、ツトムが時々帰って面倒を見る。
時々ぶっちゃーの様子を見に行く。
なでるとぶっちゃーはたまに尻尾を動かす。

29日、ずっと着替えてないため、僕と妻は一度つくばの家に戻る。
48時間の投与期限が迫っており、つらいが意思を決めておかなければならない。
ぶっちゃーの遺体を引き取るための準備を始める。
土浦までドライアイスを買いに走ったり、大きな発泡スチロールの箱を買ったり…。
午後5時に医師からのブリーフィングがあるとの約束だったので埼玉へ車を走らせていると、途中で病院から電話。
ぶっちゃーの瞳孔が散大し、非常に悪い状態なので急いで来てくれとのこと。
5時10分前に病院に到着。
医師からぶっちゃーの回復は絶望的だとの説明を受け、安楽死に同意する。
午後5時30分頃、ぶっちゃー永眠。

30日、予約を入れ、つくばワンワンランドにぶっちゃーを火葬しに行く。
雲ひとつない青空で、風も強くなく、気温もほどよく、桜があちらこちらで咲いていた。
ワンワンランドでは動物の霊園もやっており、お墓も注文する。
墓石ができるまで2ヶ月かかるということなので、それまでお骨は家に置いておくことになる。


(写真1)

いぬを飼うと決めた時、寿命が短い生き物だから、別れの時が来ることも当然覚悟していた。
だけどこんなに早くその時が来るなんて。

たまみが来たショックで元気がないのだとばかり思ってたけど、違ったんだな。
おまえは一生懸命病気の痛みに耐えてたのか。
気付いてやれなくてごめんな。
ぶっちゃー、おまえに満開の桜を見せてやりたかったよ。
レヴォーグに乗って海ほたるまでドライブもしてみたかったな。
……

後日、追悼動画を載せます。

2018年3月26日月曜日

ぶっちゃー通信#6

ニューフェイス、たまみの登場!
そしてぶっちゃーは…

2018年3月21日水曜日

20日で51歳になりました。

(写真1)

奥さんからのプレゼントは日本酒の「梵」。
フルーティな香りとさっぱりした後味で、おいしいお酒です。

(写真2)

つーちゃんからのプレゼントはバンダイの超合金「太陽の塔ロボJr.」。
以前バンダイから出た「太陽の塔ロボ」の小型廉価版です。
岡本太郎と太陽の塔をこよなく愛する者としては必須とも言えるアイテムです。

(写真3)

ギャラクシーをバックに立つ太陽の塔ロボ!!

(写真4)

そして…子犬!
昨日アップした「ぶっちゃー通信#5」でもすこし触れましたが、二頭目のいぬを飼うことになりました。
生後2ヶ月の黒パグちゃん。
名前は「たまみ」。
元気な女の子です。
近いうちにたまみの動画を上げたいと思います。

2018年3月20日火曜日

ぶっちゃー通信#5

2018年最初のぶっちゃー通信。今回は少し長めです。

2018年3月13日火曜日

ぶっちゃー通信#号外


動画作っている時間がないので写真だけです…

3月10日にぶっちゃーは無事、避妊手術を終えました。
病院から帰った来た直後こそ大人しかったものの、翌日から元気いっぱい。
今日もうんてぃテロしてゴハンをむさぼり食べました。
元気すぎて傷口が開かないか心配です。


2018年3月3日土曜日

仕事道具17_カラーキャリブレーション

液タブを導入し、以前からあったモニタとあわせてマルチモニタ環境となったことで、カラーマッチングの問題が浮き彫りとなった。
メインモニタだったEIZOのColorEdge CG277はキャリブレーターを内蔵し、ColorNavigator 6という同社のソフトを使うことで、カラーキャリブレーションが可能だが、他社のモニタが混在したマルチモニタ環境には対応していないようだ。
しかたがないので、お金を出してキャリブレーションツールを購入した。


(写真1)

X-rite社のColorMunki  Displayという製品。アマゾンで¥23,243円。

今回カラーキャリブレーションをするにあたって参考にさせてもらったのは
カラーマネジメント実践ブログ 〜フォトレタッチの現場から〜
というサイト。カラーキャリブレーションのやり方が手順を追って詳しく書いてあり、大変参考になった。
一口にキャリブレーションツールと言ってもアマゾンで検索すると安いもので一万円台から数十万円するものまであり、途方に暮れてしまうが、上記のサイトに使用目的別に各製品の違いが書かれており、製品を選定する上でも参考になった。
僕は最終目的が紙に印刷するイラストの制作なので、ColorMunki  Displayを購入することに決めた。


(写真2)

パッケージには写真のようなコンパクトなUSBデバイスと、専用ソフトをインストールするCD-ROMが同梱されている。WIN/MAC両対応で、キャリブレーションソフトは日本語化されている。

しかし紙の説明書は必要最低限のインストール方法が書いてあるだけで、キャリブレーションのやり方についてはまったく書いていない。「カラーマネジメント実践ブログ」の記事を参考にしながらやっていくことになる。

X-rite社に製品登録する際にシリアルナンバーとレジストレーションコードが必要になるのだが、シリアルナンバーはわかったものの、レジストレーションコードがどこに書いてあるかわからず、サポートにメールで質問するはめになってしまった。
深夜にもかかわらずすぐに返答が来て解決した。好印象である。
インストールしたソフトのメニューから製品登録すると、レジストレーションコードが表記されていた。

こうした細かいトラブルはあったものの、カラーキャリブレーション作業そのものはモニタ一台あたり5分少しで終わった。
具体的な設定を参考までに書くと、白色点はD50、白色点の輝度は80cd環境光のスマートコントロールは無し、フレア補正無し。


(写真3)

写真はつーちゃんの仕事用iMacをキャリブレーションしているところ。


(写真4)

キャリブレーション完了した液タブとメインモニタ。
写真ではわかりづらいが、色味の出方がかなり近くなった。
ColorEdge CG277の方が鮮やかな色が出るのだが、これはモニタ自体の性能の差で、キャリブレーションではどうにもならない部分。
少なくとも、液タブでオーカー(黄土色)で塗ってるつもりがメインモニタで見たら黄緑色だった、なんてことはなくなった。

これでマルチモニタ間でのカラーマッチングの問題は解決したわけだが、これをプリンターで出そうとするとまた複雑な問題が立ちあがる。
僕はちゃんとしたカラーデータを出力する時は、CanonのA3インクジェットプリンターPIXUS PRO-100を使用している。
CanonのサイトからダウンロードできるPhotoShopCC用のプラグインソフトPrint Studio Proを使うことで、ICCプロファイルを使用した高度なカラーマッチングプリントができると知り、これと純正フォトマットペーパーを組み合わせるとこでかなり納得のいくプリントを得られるようになった。
まあ試行錯誤の段階で大量のプリンタインクと紙と時間を無駄にしたのだが…。

モニタはカラーマッチングした、プリンタもOK、これで終わり……ではない。
印刷した物を見る時は、その照明の色にも気をつけなければならないのだ…!!
仕事部屋の照明をすべて交換するようなお金はないので、今回はデスクライトの交換だけでがまんすることにした。


(写真5)

山田照明のZ-LIGHT、Z-80PROIIB。¥ 18,506円。
Ra97という高演色のLEDを搭載したモデル。

この前に使っていたのは同じ山田照明のZ-LIGHT、Z-10Bで、大変気に入って使っていた。
僕はLEDのデスクライトが出始めたころからいろいろと買っては試し、暗すぎたり、多重影が出たり、アームがやわだったり、シェードがプラッスチッキーで安っぽかったりと数多くの失敗をしてきた。
やっと数年前にZ-10Bに出会い、明るさも充分(可変式)、影も柔らかくアームもしっかり、シェードもアルミ製で高級感があり、LEDデスクライトの決定版として愛用していた。
色が青白いとしても「LEDとはそういう物だ…」と諦めていた。モノクロのマンガ原稿を描く上では色はあまり関係がないし。

しかしいつのまにかLED照明も進歩し、高演色性を売りする製品が出始めていたのだった。今回カラーマッチングについて調べている過程でZ-80PROIIBを知り、購入した。
買って間もないのでそれほど使っていないが、使いやすさは以前のZ-10Bと同じ。色の見え方は赤みが鮮やかに見え、明らかに違う。
予定外の出費は痛かったが、買って良かったと思う。