2009年7月16日木曜日

やはりT2は名作だった。

暑いですね〜。関東はもう梅雨明けしたようです。

今月は仕事が早く上げられたので、ゆきと帳の過去ログをまとめる作業をしています。
既出のネタとはいえ、一つ一つ手作業でコピペして体裁を整え、リンクを張り直すルーチンワークはけっこうしんどいです。
MacBookProの突然の不調(熱暴走?)でフリーズしたりしてなかなか進みません。
時間があったら、久しぶりにマンガ制作テクニックに新しい項目を追加しようと思ってるんですが…。


先月の話になりますが、ブルーレイで「ターミネーター2」観ました。
「T2」は渋谷の大劇場でツトムや川村君たちと観た時の衝撃的な体験があって、その後レーザーディスク、DVDと買って観ましたが、とうてい劇場の体験におよばなかった。

>kawamura君
>T2レーザーディスク版がめちゃくちゃ綺麗なんですよ。

それはもしかするとハイビジョンLDかな…?
90年代中頃、通常解像度のレーザーディスクとは別に高解像度のハイビジョンLDというのが出てました。
プレーヤーが50万円ぐらいして、それを再生するハイビジョンテレビ(当然ブラウン管)は100ン万円という、雲の上の世界。
当時民生用プロジェクターでハイビジョン解像度のものはなかったと思うけど、三管式のプロジェクターだと300万円以上して筐体の大きさも小型冷蔵庫なみと、もはや人知を越えたレベル。

その頃に比べると、それ以上の性能の機械をはるかに低コストでそろえられるようになったわけですから、いい時代になったもんです。

で、本題に戻りますが、ブルーレイで観たT2はどうだったのか!?
実にきれいだった!!
90年代初めの映画ですから最近の映画のようなシャープさは元々ないんですが、フィルムの粒子感までが見分けられました。
色の発色やコントラスト、暗部階調もすばらしい。
何よりも違いに驚いたのは音。大劇場のスケール感には及びませんが、深みがあってボリュームを上げても耳障りにならない。
(音に関してはBD云々と言うよりも、単純にアンプの性能のおかげかもしれません。録画しているデジタル放送のアニメや、Xbox360のゲームも音が段違いになってました。スピーカーは同じなのに、これほど変わるものかと呆れました。)

T2は冒頭の未来戦争のシーンで奥行き感に圧倒された記憶があるのですが、どうも僕の記憶が一部捏造されていたようです…。
画面手前にエンドスケルトンのT-800がプラズマライフルを乱射しながら進軍、その後方にハンターキラーが飛行、爆炎が上がる…という「絵」が僕の記憶にありました。
しかし、実際に観てみたらそんなシーンはありません。(^-^;)
「あれ?おかしいな」と思い、もう一度見直してみましたが、T-800がプラズマライフルを乱射して進軍するシーンと、ハンターキラーが飛行するシーンは別々のカットでした。
別々のカットが記憶の中で合成され、超スペクタクルな未来戦争シーンとなっていたようです…。

とはいえ、すぐに映像のきれいさ云々、記憶違い云々などどうでもよくなり作品の中に引き込まれました。
一分の隙もない構成、演出、プロット。
昔劇場で観たのとまったく同じ所で泣きそうになった。
今の映画ではまず見られなくなった、体を張ったスタントによるカーチェイス。
アクションシーンの美学とユーモア。
テーマの切り口。
僕が特に好きなのは、サラ・コナーが運命を変えようと、スカイネットの設計者となる予定のダイソンを暗殺しようとするくだり。
あれほど恐れ、憎んでいたターミネーターと同じことをしようとして、人間ゆえに暗殺できなかったという皮肉。
このへんのプロットは神がかっている。
T2は唯一無二の名作だということを再確認しました。

>kawamura君
> 俺にも観させて下さい。BRのDarkknightと300もってゆきます。
> ゆきとさんが持っていなければ、おみやげにbioのレオン主演映画持ってゆきます。

また遊びに来いよ。AVルームは狭いけど。
バイオハザード・ディジェネレーションはBD持ってる。