上の絵はALITAをフィーチャーリングして僕が描いたイラストの一部。近日発売のイブニングの表紙になります。
26日に関係者だけの試写会があり、川崎のIMAX劇場で、「ALITA:BattleAngel」の日本語字幕付き完成版を観ることができました!!
いや〜、すばらしい完成度です。
恐ろしいほどに美しく密度の高い映像、生き生きとしたアリータをはじめとする登場人物、感情をかきたてるシナリオ。
原作のマカク編、ユーゴ編、OVA「銃夢」のそれぞれの要素に加え、映画独自の設定や描写が無理なく組み込まれており、キャラクターの感情や行動動機に不自然さがなく深みが増しています。
原作から変更されている部分もかなりありますが、自分的に好きなのは、イド・ダイソン先生がバツイチだという過去の設定。
原作のイドよりも歳を取っていて娘を亡くした親という設定が、物語に深みと渋みを与えています。また原作ではふれられていない、イドがハンターウォリアーになった理由も語られます。
また、後半、原作通りだと少しダレるパートに、モーターボール・トライアルのシーンを持ってきたのもすごい。飽きる暇もない。
モーターボールは映画では重要な世界設定のひとつとしてはじめからフィーチャーされていて、少年少女たちが路上でプレイするシーンなどもあります。
映画のアイアンシティはめっさ楽しそう!自分も住みたい!
楽しそうなディストピア、これ重要!
理解していない人が作ると、クズ鉄町はただ陰惨で暗く危険なイメージのディストピアになってしまうところ。ですが、ALITA:BattleAngelのスタッフはわかっている…!!僕がクズ鉄町でなにを描きたかったのかちゃんとわかっている…!!
スタッフの皆様、すばらしい映画を作っていただき、ありがとうございました!!
ファンの皆様、「銃夢」の魂を継承して完全に生まれ変わった「ALITA:BattleAngel」ぜひ観に行ってください!!なるべくならIMAXなどの設備のいい劇場で!!
僕も今度は吹き替え版を観たいなあ!
映画完成記念に片目を入れました。
映画がヒットしたら祈願成就として両目を入れます!!
