来日していたジェームズ・キャメロン監督コロナ感染 帰国する機内で違和感 ロスのプレミア欠席
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f34f8bae6ac4e16bf9eb69d27455ee8d20db49e
症状は軽いとの事ですが心配ですね。快癒する事をお祈りします。
僕も念のため、薬局で売っている新型コロナ検査キットで検査してみました。
結果は陰性でしたので、まずは一安心です。
来日していたジェームズ・キャメロン監督コロナ感染 帰国する機内で違和感 ロスのプレミア欠席
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f34f8bae6ac4e16bf9eb69d27455ee8d20db49e
症状は軽いとの事ですが心配ですね。快癒する事をお祈りします。
僕も念のため、薬局で売っている新型コロナ検査キットで検査してみました。
結果は陰性でしたので、まずは一安心です。
(ネタばれなし)
素晴らしかったですねー。
映画を観た、というより濃密な体験をした、という感じ。上映時間三時間少しありますが、全く長いとは感じなかったです。
ストーリーはけっして奇をてらうことなく、わかりやすく、それでいて退屈させないリズムで進んでいきます。
これがキャメロン監督の脚本と演出の凄いところで、奇をてらわないのに、面白い。ストーリーに説得力がある。
シーンひとつひとつに詩情がある。そしてエモーショナルなストーリー。
これまでのキャリアの集大成と感じるところもありました。「エイリアン2」のSFミリタリーメカ、「ターミネーター2」の黙示録的な火のイメージ、「アビス」「タイタニック」の水に追われるシーン。
とにかく水と光の表現が素晴らしく、架空の世界を描いたCG映像だという事をしばしば忘れてしまうぐらい、その美しい世界に没頭してしまう。
これは絶対に映画館の大スクリーンで、なるべくならIMAXで観た方がいいです。
控え室で、ジョン・ランドーさんと。
控え室で、ジェームズ・キャメロン監督と。
「テック・ノワール」キャメロンコンセプトアート集。これを当日持参。
サインと、過分なお言葉をいただきました!
GMC原稿が無事終わったので、久しぶりに時事問題について書く。
ロシアがウクライナに侵略して、一ヶ月ちょっとがたった。
プーチンの愚かな暴挙によって、この30年の歴史の流れが大きく変わってしまった。
ウクライナの善戦によってロシア軍の無能さが全世界にさらされた。
プーチンは21世紀最悪の独裁者の汚名を向こう百年にわたって受ける事になるだろう。
ウクライナ戦争がどんな形で終わるのかはまだわからないが、ロシアが失った信頼はそう簡単には取り戻せない。
正直に言うと、今回戦争が始まるまで、ウクライナがどこにある国なのかさえ知らなかった。
不勉強ですいません。しかし日本人の多くがそうだったのではないかと思う。
どこにあるか知らない国の大統領とか、さらに知るよしもなかったのだけれど、
ゼレンスキー大統領、彼は今や英雄だ。
何度も暗殺作戦があったと聞くが、彼は逃げなかった。
真っ先に国を捨てて逃げたアフガンのどこぞの大統領とは対照的だ。
プーチンの暴虐に屈せず立ち向かうウクライナの皆さん、応援してます。
わずかですが人道募金もしました。
個人的な話をしよう。
僕は、ロシア民謡が好きである。ドストエフスキーなどロシア文学も好きだ。
ソ連時代からのロシアの宇宙開発の歴史には敬意を持っている。
ゆえに、銃夢の世界では作中の宇宙歴はスプートニクが飛んだ年を元年としている。
共産主義は嫌いだ。スターリンも嫌いだ。
冷戦時代を覚えている。子供ながらに核戦争の恐怖を感じていた。
ペルリンの壁が崩れた時を覚えている。冷戦が終わった時、自分は二十二歳だった。
これから世界はより自由になり、核兵器におびえる事もなく、良い世界になっていくのだと思えた。
貿易により国と国とが密につながり、互いに相互に依存し、共に豊かになっていく事で、戦争などしないで済む世界になっていくのではないかと思えた。
日本とロシアの間には北方領土問題があるが、経済関係を通じて互いにWin-Winの関係になる事で、平和的に解決していけるのではないかと思えた。
だがそれはすべて幻想だった。
プーチンは柔道やっているから、犬好きだから、きっと話がわかる人に違いない…
これらは全部、脳内お花畑の日本人(僕を含めた!)の一方的な思い込みだったのである。
それが今回のウクライナ戦争ではっきりとした。
さらに悪い事に、プーチンは戦争指導者としても三流だった。
部下の佞言を真に受けて、現実を見誤り、セオリーを無視した戦略をごり押しした結果、世界史に残るレベルの醜態をさらした。
僕は、漫画描き、表現者として、あらゆる表現規制に反対である。
表現の自由は、自由主義の元で実現する。
自由主義の敵、強権主義、専制主義、独裁主義はひとしく僕の敵である。
ゆえに、プーチンは僕の敵である。