今年の誕生日プレゼントは、つーちゃんからすごい物をいただきました!
火星戦記劇中に登場した、ムスターが使っていた銃の実物大モデル!
仕事の合間をぬって、生成AIにプログラムを書かせる、流行りの「バイヴコーディング」というやつにはまっています。
スクショの画像は、半月で作った画像カタログアプリ。
画像を取り込んで、タグなどで分類し、多彩なスライドショー再生ができるアプリです。
まったくド素人でもここまでできました。
使用している生成AIはコーディングに定評のあるclaude4。月額三千円ぐらいのProプランです。
そもそものきっかけ。
現在、私的に愛用している画像カタログアプリである、Microsoft ExpressionMediaはずっと前に開発停止になってしまいました。
最新のアップルシリコン搭載Macや最新OSで動かないため、古いIntelMacをずっと使い続けていたわけです。
代わりになるアプリを長年探し続けていたのですが、満足できるものに出会えなかった。
そこで生成AIならば作れるのでは、と思い立ち、始めたわけです。
僕は昔FLASHでActionScript2.0でちょっとゲームを作った以外は、まったくプログラムはド素人。
最初はXcodeの画面の見方もわからない有様でしたが、徐々に試行錯誤しながら慣れていって、生成AI特有の対話数制限などのクセにも工夫をして対応できるようになっていきました。
現在のアプリの完成度は70〜80%ぐらい、後いくつかの機能追加と、UIの改善ができれば実用に使えそうです。
アプリの開発というのは、なんかドミノ倒しに似ている。
慎重にドミノを配置していって、途中で分岐し、様々なギミックをピタゴラスイッチみたいに動作させる。
どこか1カ所でもミスがあると失敗してしまうが、うまくいくとすべてがキレイに想定した通りに動く。
音楽制作もそうだけど、まさか自分がアプリを作るようになるとは思わなかった。
いや〜、すごい時代になりましたね。
今週もMVはお休みします。
現在YouTubeにアップロードしたMVは89曲。
100曲アップするのを目指していますが、曲のストックがなくなってしまったので、現在制作中。
現在、銃夢シリーズとは別の短編連作シリーズに取りかかっています。
年末年始にかけて、足を骨折して動けない間、ChatGPTとブレインストーミングをして、30本あまりの短編のプロットを作りました。
これらは銃夢の世界設定と年表を共有しているものの、ガリィなどのメインストーリーのキャラクターが登場しない、独立した短編シリーズとなっています。
せっかく新しいことを始めるので、自分の作画を見直すチャンスと思い、YouTubeでClipStudioPaintのテクニックやTipsを紹介している動画をたくさん見ました。
いや〜、知らないテクニックや機能があるわあるわ。
自分の不勉強を思い知るとともに、さらなる創作意欲が湧き上がってきました!
足の剥離骨折の方はほぼ完治しました。
足の甲を押すとまだ痛いですが、歩いたり車の運転は問題ないです。
12月にコミックスのカバーイラストを描いていて、ほぼ完成していました。でも足のケガで一ヶ月空いてしまったら、なんかダメな絵に思えてきて、前の絵はボツにして、描き直ししてます。
MV追加です。
片足ピンザ
前回からの続き。
音楽をYouTubeに公開するにあたり、画像を用意しなければならない。
ここで初めて、前の年からいじっていた画像生成AIが実用の日の目を見ることになった。
初期のムービーの構成はシンプルで、簡単なループアニメーションとサビの止め絵でできている。
各ムービーでどんな生成AIサービスを使っているかはムービー末尾のテロップに表記している。
初期のころ、よく使っていた生成AIアニメのサービスはKaiberで、静止イラストがわしゃわしゃと動くような感じ。
静止画の生成AIはAdobe FireflyとDreamStudioというウェブサービスを使用していた。
Fireflyは少し癖があり、ものすごい解像度の高い写真クオリティの絵が得意な反面、イラスト調の絵のクオリティは残念無念という感じだった。
DreamStudioの内部はおそらくStable Diffusion XL。ネガティブプロンプトが使えたり、読み込んだ画像を生成AIで再解釈してくれたりと結構便利だったが、Stable Diffusion3の発表と同時に突然サービスがなくなってしまった。
この世界の進歩は早く、OpenAIがすさまじいクオリティの動画生成AI「Sora」のデモを発表し、それがリリースされる前に次々に新しい動画生成AIサービスが他社から出てきた。
もはやKaiberの時代遅れ感はいかんともしがたいので解約し、Lama Dream MachineとRunway Gen 3のサブスクリプションに入った。
静止画のサービスはDreamStudioが使えなくなってしまったので、しばらくDALL-E3を使いながら(ChatGPTのサブスクに入っているので使える)、他のサービスを探していた。
Midjourneyのウェブアプリ版が登場し、このサブスクに入ることにした。以前からMidjourneyの性能の評判は聞いていたが、Discordのアカウントから操作するのが嫌で使わなかったのだ。
Midjourneyは評判に違わず、すごい美麗なイラストレーションや写真調の画像が作れて、インターフェースもわかりやすいので大変満足している。「コティングリーの妖精」以降、多用している。
DALL-E3は癖のある独特の画調のイラストができるが、長所はプロンプトの追従性が極めて高いこと。他の生成AIでは命令通りの絵が出ない時に頼りになる。「テケテケ」のサムネ画像もDALL-E3で出した画像にレタッチで手を加えたものだ。
現在(2024年12月)までに70本以上のMVを作ってYouTubeで発表した。
この制作過程で、生成AIの現在における限界も痛感した。
今の生成AIでは次のような題材は作るのが難しい。
※ちなみに、世間で流行っているアニメ美少女のような題材はまったく作らないので、そっち方面の難しさはわかりません。※
・日本の風景
生成AIの学習ソースは欧米のものに偏っているため、日本で当たり前に見ることができる風景を作るのが苦手。
例えば、ランプが横に並ぶ信号機など。欧米式にランプが縦に並んだものが出てくる。畳や障子などもそれっぽい絵は出るが、細部はかなりおかしくなる。
・一本足、一つ目など、本来対になっているものが無いもの
学習ソースの偏りか、制限がかかっているのかは不明。
・体の一部が欠損しているもの
おそらく規制の関係で作ることができない。「首なしライダー」などはレタッチで首を消した。
・軍艦、戦闘機などの機械の正確な描写
特にレシプロ戦闘機を描くのが苦手のようだ。「フィラデルフィア実験」「マンテル大尉に花束を」では苦労した。
「南極のニンゲン」の捕鯨船は実際にはまったく形が違うが、イメージということで妥協した。
・乱雑な状態
「バルバドスの動く棺桶」で石室内に乱雑に積まれた棺桶を描かせようと何度も試したがダメだった。
・看板などの文字
デタラメな文字が出てくる。「時空のおっさん」ではむしろ異世界らしさが増した。最近の生成AIではちゃんと文字を出せるようになってきているらしい。
・ステレオタイプ(偏見)にひきずられる
例えば日本の風景を出そうとすると、「富士山」「満開の桜」「五重塔」などが何の脈絡もなく出てくる。「デボンジャーの悪魔」では下半身がヤギのひづめを持つ、典型的な中世の悪魔のイメージを出そうとしたが、Midjourneyではなぜか筋骨隆々のモンスターしかでなくて、Dall-E3でなんとか作った。Midjourneyは最近のゲームのコンセプトアートの学習によるバイアスがかかっているっぽい。
・奇怪な姿をしたモンスター
「世界怪奇ツアー」では現実にあった事件を題材にしているため、目撃者証言やスケッチに基づいたUMAや宇宙人を出したいのだが、プロンプトだけではうまく作れたためしがない。
ツチノコならなんとかなるだろうと楽観していたのだが、これすらもうまくいかなかった。
こういう場合は僕が自分で手描きでイラストを描いている。
・流血などのゴア描写
ウェブサービスでは当然のように規制されている。ローカルでStable Diffusionを使えば作れるかもしれないが、おそらく発表の段階でYouTubeの規約に引っかかってしまうだろう。
こうした理由から、曲を作ったもののMV化できない曲が三曲ほど存在している。
楽曲だけを音楽配信サービスで流すことも計画しているので、そのうちこれら未発表曲も日の目を見るかもしれない。
次回に続く。
前回からの続き。
2024年3月、sunoAIという音楽作成生成AIを知る。
以前どこかで書いたかもしれないが、僕は音楽が大好き。主に80年代。
楽器も音譜も読めないくせに、過去何度も音楽制作に乗り出しては挫折する、ということを繰り返してきた。
弾けもしないキーボードを買ったり、何万円もする音源を買ったり、実に無駄な投資をしてきた。(泣)
今までもAIで自動作曲するというサービスをいくつも試したが、到底満足できるものはなかった。
ところが、sunoAIは違った。ちょっと試しただけで、なんかかっこいい曲ができる!
なんだと!?すごい自然だ!
ビャビャァッ!と電撃が走った!
「これは…もしかすると、長年の夢がかなうかもしれない!?」
以前音楽制作を学んでいた時に見ていたYouTuberの似顔絵村の村長さんことHIRONOBU NAKAKUBOさんがChatGPTで歌詞を作り、それを使いsunoAIで歌を作るプロセスを公開していたので、それに習ってやってみた。
僕は音楽は作れないが、アイディアならたくさんある。
大昔、まだ銃夢の連載を始める前、80年代メタルが熱かったころ。
70年代の古いアニメや特撮の主題歌の良さを「再発見」し、CD集を買い集めた。
また同じころ、柴田錬三郎や山田風太郎の時代剣豪小説を「再発見」し、読みあさった。
これらからインスピレーションを受け、古いアニメや特撮主題歌をメタルで演奏したら面白いとか(のちに90年代半ばにアニメタルが実現)、和楽器を使ってメタルを演奏したら熱いとか(のちに90年代に六三四や陰陽座が実践)、仲間内で話していた。
そうした古いアイディアの中に、僕の好きなオカルト題材とメタルの融合があった。
(メタルではないが筋肉少女帯に何曲かオカルト題材の曲がある。オーケンは僕と同年代で有名なオカルトマニア。)
今こそ長年の夢を実現させるときだ。
試しにモスマンを題材にsunoAIでテスト曲を作ってみた。
「オオ…なんかかっこいい曲ができるぞ!」
有料サブスクリプションに入り、たちまち何曲も作った。
この歳になると、ワクワクで胸が高鳴るなんてことはめったになくなるのだが、この時は
「次はどんな曲ができるんだ…!?」と興奮がすごかった。
10曲ほどのストックができた時点で、これを他の人にも聞かせたくなった。
世間に発表する手っ取り早い方法はYouTubeである。
次回に続く。
前回からの続き。
2022年夏にMidjourney、Stable Diffusionが、11月にChatGPTが公開され、興味深くウェブ記事をチェックしていたものの、まだ敷居が高く感じて手は出さなかった。
2023年の夏頃から、AIピカソなどのスマホアプリで、パグの画像を作って遊び始めた。
本格的に使ってみたくなり、手元にあったWindowsノートPC(モバイルRTX3060、ビデオメモリ6GB)に苦労してStable Diffusionの実行環境を構築した。
これで事実上無限に画像を生成できるわけだが、使ってみるとすぐにその限界も分かった。
まず、作れる画像の解像度が低すぎて、漫画にそのまま使うのは難しい。
(当時。現在は高解像度化もかなり可能になってきている。もちろんビデオメモリの大きさに制限される。)
シームレスパターンが作れるので、これは実際に漫画の中にも一部使用している。
とにかく、パグのジョーク画像を作って身内で楽しむのがせいぜいで、あまり実用的な使い方が思い浮かばなかった。
2024年2月、ChatGPTの有料サブスクリプションに加入した(ChatGPT Plusプラン)。
しかしその時点では有効な使い方がまるで浮かばず、試しに「地球と火星の最接近の年を数百年先まで計算させる」というお題でやらせてみたものの、あまり精度が高くない答えが出て、使い物にならなかった(この時点でのChatGPT 3.5は数学が苦手だった。現在のChatGPT 4.0は数学能力がかなり高くなっている)。
次回に続く。
ここ一週間ほど、銃夢の来年からの構想についてChatGPTとブレストしている。
世界設定を教えた上で、短編のアイディアを300ほど出してもらった。
もちろんそのまま漫画が描ける完成度のものはないが、自分では考えていなかった角度からの設定などもあり、面白そうな短編のプロットが九つほどできた。
一人でウンウン考えていても、一週間で九つの短編プロットを作るのは難しいので、これは大きな省力化だ。
実際にChatGPTとのやりとりのキャプチャが以下。
もう一つ、ChatGPTの有効な使い道として、アプリのヘルプとして使うのが非常に役に立つことを発見した。
たとえば、ClipStudioPaintで絵を描いていて、パレットを動かしたいのに固定されていて動かない場合。どこにパレット固定の設定項目があるのか忘れてしまった、というようなとき。
普通はマニュアル本をひっくり返したり、Google検索して該当のサイトを探し回るものだが、ChatGPTに聞けばサクッと答えてくれる。
sunoAIの最近追加された機能なんかもちゃんと教えてくれた。
Adobeの悪名高いヘルプシステム(フォーラムをたらい回しにされる)に頼る必要はもうないんじゃないか。自分はもうアドビ製品を使っていないので試せないけども。
毎月OpenAIに3千円払っているが、やっとここに来て元が取れる感じがしてきた。
いい機会なので、僕と生成AIの付き合い方について書き残しておこうと思う。
次回に続く。
デボンジャーの悪魔
今週は時間がないのでミュージックビデオはお休みです…。
「一周忌追悼 寺沢武一 原画展~Peace&Love~」に行ってきました。
会期:8月30日~9月9日
開場時間:10時~19時(最終入場18時半)
会場:北千住マルイ 6F カレンダリウム
入場料:800円/エポスカード提示で700円
ヒツジ男の伝説
口裂けおんな
このあいだ別の病院でヒザを再検査してもらったところ、関節ネズミではないみたいです。
ヒザにたまっていた水を抜いてもらったらだいぶ痛みが取れました。
この分なら手術する必要はないようです。お騒がせしました。
AI楽曲について。
MVのエンドクレジットにあるように、「sunoAI」というAI作曲サービスを使用して作っています。
suniAI
タイトルを入れ、歌詞を入れる欄に歌詞をコピペし、「Style of Music」という欄に音楽スタイルや使用する楽器、コード、ボーカルの性別などを英語で記入して、「Create」ボタンを押すだけです。
すると1分30秒ぐらいの長さの曲が二つ生成されます。この時点では尻切れトンボで曲は途中で終わっています。
クレジットを消費してすきなだけ候補曲を生成し、「これは良いな」という曲ができたら、「Continue From This Song」という項目から続きを生成します。
また二つの候補曲が作られるので、これを繰り返してある程度の長さの曲の断片を作り、最後に「Get Whole Song」という項目を選択して一つの曲にまとめます。
学習や音程調整など手間のかかることは一切やっていません。
ガチの歌詞を記入しなくても、たとえば「RPGのテーマ曲」みたいな漠然としたイメージを書くだけでもsunoAIが適当な歌詞の歌を作ってくれます。
これがちゃんと「聞ける曲」になっているのだから、ホントすごいです。
たとえば「フラットウッズ・モンスター」の場合、こんな感じで記入しています。
[Style of Music]
Dark 80s Heavy Metal, Horror Theme, Distorted Guitars, Heavy Bass Drums, Pipe Organ, Synths, Female Vocals,
[Intro]
[Verse]
樫の木の下、霧が立ち込める夜に
10フィートの影、静かに佇む
六人の少年と婦人、犬が見つめる
焼け付く臭い、恐怖に顔を歪め
[Chorus]
フラッドウッズの夜、怪物が目を光らせ
外宇宙から来た者、誰もが恐れる
夜空を切り裂く光、パニックに駆られ
逃げる足音だけが、闇に響く
[Inter]
[Bridge]
目撃者たちの声、震える証言
この出来事を、世界は信じるか?
フラッドウッズの怪物、伝説となり
真実か幻か、答えは闇の中
[Chorus]
フラッドウッズの夜、怪物が目を光らせ
外宇宙から来た者、誰もが恐れる
夜空を切り裂く光、パニックに駆られ
逃げる足音だけが、闇に響く
[Ending]
ちなみに発表した曲は有料アカウントのみのV3αで作っています。
歌詞はChatGPT4を活用して作っています。
具体的には、YouTuberの似顔絵島の村長さんが公開している、「SunoAI専用 歌詞ビルダー」を使用しています。
入れたいキーワードをいれるとなんかいい感じの歌詞を瞬時に作ってくれる優れものです。
くわしくは似顔絵島の村長さんの解説動画を見てください。
似顔絵島の村長
https://www.youtube.com/@soncho
イラストは「Dream Studio」「Adobe FireFly」で作成しています。
思い通りの絵が出ない時は自分で描いたラフイラストをimage to imageで生成しています。
Dream Studio
https://beta.dreamstudio.ai/generate
Adobe FireFly
背景アニメーションは「Kaiber」というAIアニメーション生成サービスを使って作りました。
Kaiber
ナレーションの声は「voicevox」という無料の音声合成ソフトを使用しています。
voicevox
https://voicevox.hiroshiba.jp/
音楽が好きだけど楽器が弾けなくて、何度も何度も音楽造りに挑んでは挫折してきた自分のような者にとって、AIパワーによって長年の夢がついにかなったという感じです。
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
お待たせして申しわけありません。
銃夢火星戦記47話〜51話はすでに一ヶ月以上前に上げていまして、おそらく今月中旬あたりから講談社コミックデイズ誌上で集中連載されると思います。
コミックス10巻は春頃刊行と思います。