2010年6月24日木曜日

レスと最近やったゲームの感想など

ご心配おかけしています。
事態の進展はないです。ここ最近は現実逃避でゲームばっかりやっています。
このまま非建設的な生活態度をとっていると腐るような気がするので、家の掃除や模様替えでもやってみようかと思っています。

あ、ちゃんと告知していなかったので書いておきます。

※お知らせ※
次回ウルジャンの銃夢LOは休載します。
再開は未定です。
理由はお手数ですが、ゆきと帳の過去の書きこみを参照してください。
※新装版「銃夢」について※
本文の内容は「銃夢 完全版」と同じとなります。
ヤングジャンプコミックス版「銃夢」9巻ラスト部分(大戦中の機甲術部隊の回想〜ザレム墜落)は「完全版」同様カットされ、「銃夢LO」につながるようになっています。
「完全版」に収録されていた「銃夢外伝」、巻末のスケッチ、付録DVDはありません。
描き下ろし部分は各巻のカバーのみです。
1巻冒頭のみ、連載当時の2色ページが再現されています。
カバー下の表紙には昔の銃夢の見開きカバーイラストが使われています。(1巻〜7巻まで)
デザイナーの意図により、本来なら断ち切られる部分まで印刷されています。
セリフが規制により、一部変更されている箇所があります。(詳しくはゆきと帳の過去の書きこみを参照)

>銃夢BBS
>kawamura君
> これを言うとゆきとさんは嫌かもしれないけれど、いつか「もうひとつの
> 銃夢」として昔の完結話も巻末に載せてほしいなー……。
> 豪華版DVDにもスペシャルディスクで「もうひとつのエンディング」が付く
> みたいに……
> あれ、うれしいんですよ。思索が広がって。
> そして小説版もコラムみたいにくっつかないかなあ。

なるほど、川村君としては珍しく建設的な意見ですね。
リニアな紙の本では難しいけど、電子書籍ならメニューから並列的に各コンテンツに飛ぶようにすることはできるはずだから、そういうのもアリかもしれないな。
もしチャンスがあったら、考えてみます。


さて、最近やったゲームの感想などを書こうと思います。
なんか銃夢BBSのゲームのスレッドが荒れているみたいだったので、ここでゲームの感想なんか書いたらまた荒れるんじゃないかと思って、タイミングを見計らってた。
まったくお前ら、仲良くしろよ。(特に川村君)
つーちゃんの仲裁が入ったので、感想書きます。

・「北斗無双」コーエー/Xbox360
ご存じ「北斗の拳」をコーエーの無双シリーズのシステムで作ったアクションゲーム。
「ゲームやる時間がない」と言いながら、「北斗無双」は少しずつやってた。
元々無双シリーズは時間がかかるゲームなので、まだ全キャラ解放してない。

原作のファンとしては、原哲夫先生の絵をさらにリアルにしたようなキャラがリアルタイムで動く様は感動モノ。
主人公のケンシロウだけでなく、レイやマミヤさん、ジャギまでプレイできるとあれば、原作ファンならば絶対にやらねばならんゲームといえるだろう。
原作のストーリーをなぞる「伝説編」のほか、オリジナルのストーリーが展開する「幻闘編」というモードがあり、このオリジナルストーリーが原作ファンも納得のIFの世界となっていて面白かった。
特にシンのストーリーなどは感動的だった。
有料ダウンロードコンテンツだが、「ハート様」やモヒカンの雑魚「無法者」をプレイヤーキャラとして使うことができる。
「ヒャッハー!!水はどこだ〜!!」と叫びながら荒野を駆け回る、という北斗ファン長年の夢を叶えてくれたコーエー様にはありがとうございます、と言いたい。

一方で、ゲームとしていろいろ惜しい部分があるのも事実。
まず、主人公のケンシロウが全キャラの中で一番使いづらいというのはどうにかしてほしいところ。
「暗殺拳」という設定上、単体の敵相手の技が多いというスタイルになるのはしようがないともいえるが、もっとコンビネーションを見えないぐらいに速くするとか、攻撃力を主人公補正して雑魚ぐらいはサクサク殺せるようにしてほしい。
格闘ゲームではないので、ケンシロウが強すぎるからといって文句を言う客はまずいないと思う。
それから「伝説編」のラスボスは画面に表示されるボタンを素早く入力してフィニッシュ、というシステムなんだけど、これ必要なのかな。
はっきり言って僕には難しすぎ。これのためにラオウをどうしても倒せない。
このゲームは全体的に難易度が高めで、中ボスも硬くて苦労するけど、それらはなんとか工夫して対処する方法があるが、このキー入力だけは対処のしようがない。
難易度を下げてもキー入力の難易度は下がらないので、どうしようもない。
このシステム自体なくすか、難易度を下げることでキー入力も易しくなるようにしてほしい。

あと細かい点だが、たまにステージにころがっているバイクが使いづらすぎて役に立ってない。
停止した状態で方向転換ができないため、まったく使い物にならない。
マックスターン(前輪をロックした状態で後輪を空転させて方向転換するテクニック)ぐらいできるようにしてほしい。
崖を登るときいちいちボタンを押さずに登れるようにしてほしい。
成長パラメーターを上げたいだけでもいちいちステージ選択しなければならないインターフェースをどうにかしてほしい。
ロードが長すぎ。

などいろいろありますが、けっこう売れたみたいなので、コーエーさんには上記の点を改善して登場キャラを増やした続編を期待しています。
僕が続編で絶対に出してほしいのは「ゴッドランド編」のマッドサージとカーネル、「ジャッカル編」のジャッカル、フォックス、デビルリバース(笑)、五車星の風のヒューイ、炎のシュレン、海のリハク(リハクが海の拳法を使うというのはアニメオリジナルだっけ…)etc…
あまり無茶言ってもしようがないけど、プレイアブルキャラとして南斗六聖拳全員と、五車星全員は使えるようになると嬉しいなあ。

・「ゴッド・オブ・ウォー3」SCEA/PS3
いやすごかった。
正直PS3には本体買ってまでやりたいと思わせるソフトがずっとなかったのですが、1作目からのファンである「ゴッド・オブ・ウォー」シリーズ最新作とあって、このためだけにPS3買いました。

ソフト立ち上げてからのオープニングデモからしてすでに超大作映画のオープニングそのもの。
70年代以前の歴史物みたいな様式化されたイラストレーションとナレーションでこれまでのいきさつを語るんだけど、完璧な演出で完成された体験を作り出している。
そこに「ゲームだから中途半端でもしょうがない」という甘えは一切なく、映画に匹敵する、あるいはそれを超える総合芸術を作ろうという志向を感じた。
そしてそれはかなりの完成度で成功していると思う。
僕は以前から、「実写映画化してほしいゲーム」第一位に「ゴッド・オブ・ウォー」を上げているが、ここまでのものを作られると、実写映画化のハードルはものすごく高いだろう。

さて、今回でも主人公クレイトスは遠慮容赦なく暴れ回ります。
まず冒頭でポセイドンを撲殺し、ヘリオスの首を引きちぎり、ヘルメスの両足をぶった斬り、ハデスとヘラとクロノスをぶっ殺し、異母兄弟のヘラクレスも撲殺し裏切ったガイアも殺害。(ヘファイストスはかわいそうだったな…。)
最後に宿敵ゼウスを惨殺。
てあたりしだいに神々を殺害しまくったために世界は大災害に襲われ、メチャクチャに。
この残虐描写のために日本ではZ指定ですが、牧歌的なイメージだったギリシャ神話の世界を現代的なエッジで再構築して見せたこの世界は多くの日本の人達にも味わってもらいたいです。

・「ゴーストトリック」カプコン/ニンテンドーDS
記憶を失った死者となった主人公が、「物にとりつく/操る」「死の4分前に戻る」という能力を駆使して自分の死の真相を追求していくという推理・パズルゲーム。

僕のDSの稼働率は最近はきわめて低くて、「超常現象リサーチファイル」をクリアしてからは時々「カルドセプトDS」を思い出したようにやるぐらい。
そこに久々にやってみたいと思えるゲームが出たので、購入してやってみた。
クリアするまで2日ぐらいだったけど、その間はすごく楽しかった。
強烈に感動した、とかそういうのはないし、やりこみ要素もないけど、やってるあいだは楽しかったしなんというか癒された。
うん、「ゴッド・オブ・ウォー3」みたいなコテコテのフルコースもいいけどこういう小品も悪くないです。