定規類
画像上から
クツワの36cm定規。
一番ひんぱんに使うサイズなので、いろいろと要求ポイントがある。
・長さは33cm以上40cm以下
これはB4原稿の長辺の長さを最低基準としている。40cm以上あると取り回しがしづらくなる。
・片側のみエッジがついていること
エッジはペンなどで線を引くときににじまないように断面が斜めにカットされている部分。プラスチック定規ならば大抵ついているが、これが両側についていると三角定規と組み合わせたときに使いづらくなるため、片側のみがよい。
・色がついていること
紙の上で視認性がよいため。
画像上から2番目
ウチダ45cm定規。
溝引きのための溝が入っているのがポイント。
溝引きとは、筆などで直線を引くためのテクニックで、「溝引き棒」という先の丸いガラス棒と筆をいっしょに握りこんで、ガラス棒の先端を定規の溝に当てて線を引く。
画像上から3番目
ウチダ60cm定規。
他に1メートルの定規などもあるが、このサイズになるとめったに使わない。
たまに紙を継ぎ足して遠い消失点を出したりするときに使う。
画像上から4番目
方眼定規(メーカー不明)
エッジの反対側にステンレスの板が埋め込まれており、カッターで直線を切るときなどに重宝する。滑り止めのビニールテープが貼ってある。
大きい三角定規
ステッドラー・マルス564 36TN。
エッジがついており、直角の長辺が36cmある。この長さはB4原稿の縦を余裕でカバーする。
クツワの36cm定規と組み合わせてひんぱんに使う。ペン入れにも使用するため、原稿を汚さないように武藤精密のフローテングデイスクという丸いアルミ板に粘着剤がついた物を貼ってある。
小さい三角定規
ウチダ二等辺三角定規(12.8cm)。
あえてエッジがついてない物を選んだ。これはちょっと用途が特殊で、絵を2枚の原稿用紙に分けて描く時に矩が合うように(直角になるように)当てて使う。
テンプレート類
画像右から
ウチダ真円テンプレート。
画像中央
.Tooパース定規
消失点が出せないぐらい遠くにある絵のパースを取るときに使う。
画像左
.Too楕円テンプレートセット
貴重な15度から75度までの楕円テンプレートのセットで、当時3万円ぐらいした。現在は絶版。
その他・補足
画像右
武藤精密のフローテングデイスク。上の三角定規の足がこれ。
そのままでは少々滑りが良すぎるので、荒いヤスリで表面を少しザラザラにして使っている。
画像左
三菱uni COLOR 0.7-205C ブルー
「下書きに使う道具1」で紹介した消せるカラー芯。